点滴処置用携行ケース
「IVnote™(アイヴイノート)」
IVnote™名前の由来
「IV」=intravenous administer(静脈内投与)と「note」(A4サイズのノートのように気軽に持ち運べる)という2つの文字の造語です。
●IVnote™(点滴資機材の携行用ケース)の発案者は長野県下の消防署に所属する現役救急救命士です。
現在、救急救命士は心肺停止状態の傷病者に対して点滴をすることが認められています。しかしさらなる救命率の向上をめざし、今後心肺停止前の傷病者に対しても点滴を行うことができるよう処置拡大が行われる予定です。このように救急現場における点滴の処置が拡大される中、長野県消防学校における点滴に関する研修の際、5人の救急救命士が点滴に関する資材機をコンパクトにまとめて携行できるケースの必要性を強く感じ、知恵を出し合い、ケース施策のアイデアを考案しました。
●このアイデアは日頃から救急救命士との関わり合いが強い信州大学医学部救急集中治療医学講座 岡本和文教授が信州メディカル産業振興会の救急医療機器開発部会に紹介し、部会コーディネーターを通じて製品開発がスタートしました。
地元の企業であり、信州メディカル産業振興会会員の有限会社等々力製作所がこの製品開発を引き受け、救急救命士、岡本教授との綿密な打ち合わせを行い、新たな製品を開発中です。
「IVnote™」のここがすごい!
実際現場で働く救急救命士の生の声を製品に反映しています!
【使いやすさを追求】
●持ち運びしやすい!
「A4サイズのコンパクト設計」
●これ一つで処置完了
「点滴処置に必要な資機材が収納可能」
●わかりやすい!
「処置に必要な資機材を一目で確認できる」
●様々な資機材の収納に配慮
「注射針など、対によって形状の違いのあるものも収納可能」
【安全性・環境に配慮】
●傷病者への負担軽減!
「利便性の向上により救急活動時間を短縮」
●新しい針先回収ケース!
「新しく開発した針先回収箱で安全に針先を回収」
●汚れ、環境にも配慮!
「血液の汚れ等が分かりやすいように素材、配色に配慮」
「処置で発生したゴミも回収可能」
今までは
今までは必要な資機材を雑然と収納していたため、必要な資機材を取り出すのに時間がかかりました。
IVnote™を利用すると?
必要な資器材を整理した状態で収納するのですぐに取り出し使用することが可能となりました。
新しい針先回収ケースを独自開発
●コンパクト設計
●スライド式蓋で片手で操作可能
●「一度閉めたら開きにくい、でも二度入れにも対応したい」に答えた「ちょうど良い設計」